2008年11月6日木曜日

日産ローレルの歴史 -C31-


1980年11月、C31型にモデルチェンジ。開発主管は、設計を共用していた
スカイラインの開発主管と兼任の形で櫻井眞一郎が務め、ボディバリエー
ションは4ドアセダンと4ドアハードトップ。デザインを一新し、欧州調の
スタイルとなった。4ドアハードトップの空気抵抗係数(Cd値)は0.37。

エンジンは4気筒モデルにZ18型、Z20型。6気筒モデルにL20型、L20E型
、L20ET型、L28E型で、ローレルとしては初めてターボエンジンが搭載
された。さらにディーゼルエンジンは4気筒のLD20型と6気筒のLD28型を
それぞれ搭載した。1981年2月、GX仕様追加。セダンのL20E搭載車で独
立懸架式リヤサスペンション(独立懸架式リヤサスはハードトップの6気
筒ガソリン車とセダンのターボ車に装備)を装備。

1981年11月、一部改良。ターボメダリスト追加。
1982年9月、マイナーチェンジ。ラジエータグリルのクローム化とバンパ
ーの大型化で押し出しと高級感をアップ。テールランプの意匠変更。
エンジンはZ18型にかわり直列4気筒OHC・1809cc CA18S型搭載車を設定
。当時の搭載エンジンはCA18S型のほかに、L20ET型、L20E型、直列4気
筒SOHC・Z20S型、およびディーゼル車にLD28型とLD20型の6機種。L28
E・L20(キャブ仕様)・LD20型のAT車・セダンのコラムシフト6人乗り
仕様は廃止。同時に6気筒ガソリン車のAT車はオーバードライブ付のスー
パートルコンに発展。

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